ままぱれ ママにうれしい身近な情報を毎月お届けします

子育ての疑問・質問

Q1

4歳の娘がいます。今年4月から幼稚園の年少に入園したのですが、先生や親戚など家族以外の人には「恥ずかしい」と言って挨拶をしなくなり困っています。「挨拶することは恥ずかしいことじゃないんだよ」と伝えても「恥ずかしい」の一点張りです。
入園前は誰にでも大きな声で挨拶をしていたのですが…。
家族や仲良しのお友達にはちゃんと挨拶できるので、それ以外の方にもできるようにするにはどのように伝えたらよいでしょうか?
(名取市・Mさん)

「恥ずかしい」というお子さんの思いを受けとめ、 幼稚園での様々な体験を共有していくことで、自然と挨拶が生まれてくるかもしれません。

 お知り合いのお子さんが発達障害とのことで、気にかけておられるのですね。ご質問にありました様に一見しただけでは障害があるとわからないこともありますので、接し方などについて一緒に考えていきたいと思います。
 まず、発達障害とは脳の生まれつきの機能障害です。人には特徴がありますが、それが生活に支障が出るくらい大きい状態と考えられています。特徴は一人ひとり異なり、それによって生活に困りごとが出てくるため、周囲の理解とサポートが必要と言われています。発達障害でよく耳にされるもので、自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などがあります。近年は、自閉症やアスペルガー症候群を統合して自閉症スペクトラム障害と呼ぶようになっています。その特徴は様々で、人付き合いが苦手、こだわりが強い、活発などがあります。そして、それらが当てはまるからすぐに発達障害と決められるものではなく、詳しい検査などを経てわかるようになります。
 さて、ご質問にありました接し方についてですが、一人ひとり特徴がありますので一概にこうすると良いとは言えないのですが、次のことを参考にしていただければと思います。1つは、具体的に伝えるということです。発達障害のお子さんは、曖昧なことやニュアンスで察することがあまり得意ではない様です。例えば「仲良く遊ぼうね」の様な伝え方はわかりにくいかもしれませんので、どうしたら良いかがわかるように具体的な遊びのルールなどを伝えられるといいですね。2つ目に、目で見てわかるように工夫するということがあります。耳で聞くより、目で見て理解する方が得意なお子さんが多いので、図や絵などを使って伝えるのもおすすめです。
 次に、診断についてのご質問ですが、これについては色々と迷われるところかと思います。生活に支障が出てきたり、言葉がなかなか出ないな、など親御さんから見て気がかりな様子や大変さを感じておられる時は、専門の医療機関や自治体の専門機関に相談すると良いと思います。専門のところに抵抗がある時は、かかりつけの小児科を受診するのも1つです。大切なのはお子さんに合わせたサポートを知ることですので、お子さんに合わせた接し方や伝え方などについて、まずは相談してみるのも良いと思います。
 発達障害は様々な特徴があり、その得意なところを活かすこともできます。得意なところを上手に活かして、素晴らしい集中力を発揮したり、とても丁寧な仕事をされたりしている方にお会いしたことがあります。周囲の理解とサポートが成長にプラスに影響しますので、ご質問いただきました様にそのお子さんに関心を寄せることはとても大切です。そして、障害があるから何かしなくてはということではなく、得意なところを活かして、苦手なところをサポートすることで、そのお子さんの成長を一緒に見守っていけると良いですね。



Q2

知り合いの子どもが発達障害らしいのですが、他の子と比べても特に変わった印象はありませんでした。
接し方などで気に留めておいたほうが良いことはありますか? また、発達障害の診断についてですが、 気にすべきポイントや受けさせる基準などはあるのでしょうか?
(発達障害については複数の疑問が寄せられていましたので、 編集部でまとめてご質問させていただきました)

発達障害は周囲の理解とサポートが成長にプラスに影響します。
一人ひとりの特徴に合わせてサポートすることで、得意なところを活かしていけると良いですね。

 我が子に嘘をつかれたとき、親としてはやはりショックを受けることと思います。人は嘘をつくときに「本当のことを理解している」、「本当のことを隠して他の情報を伝える」等多くの意識を働かせます。子どもが嘘をつくためにもこのような意識を働かせなければいけないので、意識して嘘をつくのは子どもが成長してきたという証拠だといえます。現実と空想の世界が混ざっていたり、言葉での自己表現が難しい場合は意識して嘘をつくことは難しいと考えられます。意識して一般的に意識的な嘘をつけるようになるのは小学1年生くらいからと言われています。
 嘘には、必ず表面だけの問題だけではなく原因がいくつかあります。まずは「空想の世界の嘘」。これは空想と現実の境界線がはっきりしていない状況での嘘なので、かわいい姿と受け止めて大丈夫だと思います。次に「願望の嘘」。これも誰かを騙そうとするものではなくこうなったらいいなという強い思いからついてしまう嘘です。嘘をついている意識がない場合もあります。こちらも成長の一つとして気にしなくても良いと思います。
 さて意識的な嘘の原因ですが、まず「自分を守るための嘘」があります。叱られたくないためにその場を取り繕い自分を守ろうとする嘘です。次に「認められたい・見てほしいという気持ちからの嘘」は自分を良く見せようという思いや向き合って守ってほしいという思いからの嘘です。保育園でも年長組さんあたりから気持ちの成長とともに見られる嘘なので、頻繁に見られる場合は保育士の関わりを振り返り、子どもの思いに寄り添っていたか、保育士側の願望を押し付けすぎていないかを考えるようにしています。Mさんのお子さんの嘘もきっと「ママに叱られたくないな」、「ママに認められたいな」という純粋な気持ちからついてしまうものなのではないでしょうか。
 嘘をついた時の関わりとして、嘘を責めるよりも「なぜ嘘をつく必要があったのか」と内面の部分を考慮し、傍で寄り添い正面から向き合いお子さんが話しやすい環境を作ることが大切だと思います。嘘をつかれて悲しいという思いを伝えながらも、お子さんの内面の部分が見えたらそれを「○○だったのね」と言葉にして伝えて返すと、受け止めてくれたという安心感が生まれ、そのような関わりを繰り返すことで本当の思いを安心して素直に伝えてくれるようになると思います。嘘のすべてが悪いものではないのですが、タイミングを見て「人を傷つける嘘」などいけない嘘についても伝えると良いかと考えられます。

PAGE TOP